デザイン:ホンコンキムチ
人数:3 - 6 人
時間:10-30分
発表時期&場所:ゲームマーケット2019大阪

「今夜も! オールナイト・ヌッポン!!
 最初のコーナーはこちらから!
 ”今週のポジティブ様ネガティブ様”
 このコーナーではリスナーのみんなが送ってくれたお題から、
 ポジティブとネガティブなコダワリを
 その場で捏造して語っていくぞ!
 では、最初のおはがきを紹介しよう・・・」

ゲームのタイトルは『オールナイト・ポジティブネガティブ・ラジオ
公式略称は『ラジオのアレ

(1)順番が回ってきたプレイヤー(=手番プレイヤー)は、2種類のお題カード "頭文字カード"と"ジャンルカード"をめくります。
 頭文字カードに書かれた文字から始まって、ジャンルカードに書かれた種類に一致する、そんな単語をみんなで考えます。
 誰が何回でも発言してOK!
 でも最終的に一つに決めるのは手番プレイヤーです。自身がプレゼンしやすい単語を選ぼう。

(2)単語が決まったら、それのポジティブな面とネガティブな面の両方を話します。
 ポジティブさの次にネガティブさを話すなら、「持ち上げて落とす」方式。
 ネガティブさから始まってポジティブさを話すなら、「けなしてから褒める」方式。
 ポジティブとネガティブの両方を発表するなら、どんな話し方でも構いません。
 (あくまでマナーの範囲内で)

(3)話し終わったら、みんなの評価を受ける前に、その評価を予想して賭けます。
 Betカードを使って手元に伏せて置きます。
 ここが本作のゲーム性の一番のキモ。というかここがなければよくある普通の大喜利ゲームです、ぶっちゃけ・・・。

(4)手番プレイヤーのプレゼンへの評価を、それ以外のプレイヤーが指を使って表現します。
 ポジティブさが「面白かった」「共感した」「視点が良かった」などなど、ネガティブよりポジティブのほうがいいと思ったなら、親指を上向きに出します。(ポジティブ評価の数)
 逆にネガティブさのほうが良かったなら、親指を下向きに出します。(ネガティブ評価の数)
 そして伏せておいたBetカードをオープン!
 ポジティブ評価・ネガティブ評価それぞれの数とBetカードの数字とを比べて、獲得点数を数えます。

 ポジティブ・ネガティブのバランスがいいと高得点。
 予想を当てれば追加点。

 どちらを狙うか、両方狙うか、それはプレゼンの戦術しだい。


●プレイ風景 一例

(1) 頭文字「た行」 ジャンル「乗り物」
 B「タクシー」
 C「鉄道」
 D「タイムマシン!・・・は乗り物なのか?」
 A「いいよ、お題はタイムマシンで。
  じゃあ、タイムマシンのポジティブとネガティブなところ
  『タイムマシンいつ買う』問題」
 D「そりゃあポジティブネガティブ両方含んでるわっ!」

(2) 頭文字「す行」 ジャンル「人名」
 A「お題は鈴木宗男でいくよ」
 B「それでいいの?」
 A「OKだよ。
  ポジティブなところ『松山千春と知り合いなところ』
  ネガティブなところ『逮捕歴があるところ』」
 評価 : 全員ネガティブ
 A「えー! なんで? 松山千春だよ」
 B「なんでこれでベストバランスだと思ったのか分からん」
 C「逮捕歴を打ち消す松山千春への信頼感がすごい」